連鎖を切断


酵素による防御
そうした防御機能をくぐりぬけて細胞の核に達した紫外線は、
核の中のDNAの連鎖を切断させます。
このDNAは私たちの生命を維持する上でもっとも大切なものです。
そこで切断されたDNAを修復するために酵素が働きます。
この修復機能が低下すると皮膚ガンの原因になったりするのです。
メラニンは色素母細胞(メラノサイト)で生成される表皮は、
ほとんどが色素母細胞(メラノサイト)、表皮細胞(ケラチノサイト)、
ランゲルハンス細胞の3種類の細胞でできています。

表皮継胞(ケラチノサイト)は表皮内の細胞の90%から95%を占め、
表皮の基底層から上方に向かって新陳代謝とともに形を変えながら上界し、
最終的には角質細胞となって外に排出されます。
この現象を角化作用(ターンオーバー)と呼びます。