2015-01-01から1年間の記事一覧

熱が高いあいだ

患者さんには、薬を使うなら、三日目くらいからにするようにと言いますね。そうすると、熱が高いあいだに免疫が活発になって、ガンにも罹りにくい体質になる。そもそもガンの人は低体温の傾向があるので、熱は出したほうがいいのです。子どもでも四〇度を超…

自己免疫疾患

誤って自分を攻撃してしまうことによって起こります。それが自己免疫疾患と言われる病気です。人間の体は、熱が上がればインターフェロンやマクロファージ、白血球などが、病原菌やウイルスを叩こうと活発化、働きを強めるようになっています。 そこへ、熱が…

風邪は少食と安静で治す

子どもの病気に関していえば、予防接種のワクチンを打つことによる弊害もあります。かつては子どものときに、三九~四〇度くらいの熱が出る病気を三~四回することによって、免疫が正常に働くように成長することができました。 だから、お医者さんも、喘息や…

経結膜脱脂

最近ちらほらと不妊の話が出てきます。男性の体が相当悪くなっています。まず精子の数が減っている、動きが悪い、奇形も増えているなど、これらは皆、添加物や化学調味料を使ったコンビニ食やジャンクフードをたくさん食べてきた、男性の悪しき食習慣が遠か…

連鎖を切断

●酵素による防御そうした防御機能をくぐりぬけて細胞の核に達した紫外線は、核の中のDNAの連鎖を切断させます。このDNAは私たちの生命を維持する上でもっとも大切なものです。そこで切断されたDNAを修復するために酵素が働きます。この修復機能が低下すると…

色素母細胞

●メラニンによる防御さらに、皮膚内に侵入してきた紫外線に対しては、色素母細胞(メラノサイト)で生成され、表皮細胞内に取り込まれたメラニン穎粒が紫外線を吸収します。 侵入する紫外線が多い場合には、色素母細胞(メラノサイト)のメラニン生成が活発化し…

メラニンはどのようにしてできるのでしょうか

私たちの体には侵入する紫外線に対して、いくつかの防御体制が完備しています。●角質層による防御表皮の最上部には、無核継胞の積層である角質層が存在しています。この角質層は外部の刺激から身体を守るだけでなく、紫外線を吸収したり一部の波長の紫外線を…

肌の大敵

これから肌の大敵は紫外線です。レジャー時に紫外線を浴びないように気をつけても、生活紫外緑に対しては無防備になりがちです。 1年を通してのレジャー紫外線と生活紫外線を受ける可能性の日数を、主婦およびOLで比較してみますと、レジャー紫外線よりむし…